メーカーに依存しないから、欲しい情報が手に入る、既存装置を活かしたIoT化を実現する「Pro-face IoT Gateway」を発売

プレスリリース

掲載日:2017/6/9

本文

株式会社デジタル(代表取締役:ジャンフランソワ・マソー)は、PLCのシリアルポートやイーサネットポートに空きがない、拡張ができないなどの理由で、データ収集をあきらめていたユーザーの悩みを解消する新製品として、データ収集機器「Pro-face IoT Gateway」を2017年6月9日に発売します。

昨今、クラウドコンピューティング技術の進化により、業界を問わず、IoT導入をより身近に感じられるようになりました。しかし、製造現場でのIoT導入には今もなお、導入コストや費用対効果の算出、また新規導入のための専門技術者の確保といった懸念事項もあります。そのため、既存装置を活かしたIoT導入方法を模索する企業が多く見られます。このようなお客様の声を受けて「Pro-face IoT Gateway」は開発されました。

従来は、HMIとPLCで構成された既存装置を活かすための解決法は、PLCに空きポートがあることが前提でした。このたび発売する「Pro-face IoT Gateway」はHMIとPLC間のデータ通信を中継するというコンセプトを持っており、ポートがなくてもデータ収集が可能です。また、本製品はHMIやPLCのメーカーを問わず対応しているので、既存装置のままIoT化を実現できます。さらに、導入に際して、HMI側もPLC側もプログラム変更は不要です。

Pro-face独自の安心設計なので、万一本製品の給電が止まっても、HMIとPLC間の通信を維持できます。そして、ラインアップ充実のPro-face IoTソフトウェアにより、上位PCとの連携や遠隔監視も自由自在に行えます。

 

「Pro-face IoT Gateway」はIoT導入を阻むお悩みを解決し、製造業の新たな収益機会の創出に貢献します。


図の拡大

 

Pro-face by Schneider Electricは、「for the best interface」のコーポレートスローガンに基づき、様々な生産現場での産業機械に接続できるベストなインターフェイスとなる製品の開発を目指しております。

 

Pro-face IoT Gateway 製品特長

  1. 空きポートがない古いPLCからのデータ収集が可能
  2. 独自の安心設計で、給電が止まっても、HMIとPLC間の通信維持が可能
  3. IoTソフトウェアの併用で、上位PCとの連携や遠隔モニタとしての利用も可能
  4. FTPクライアント対応により、専用ソフトを用意せずに上位PCでデータ収集が可能
  5. Webブラウザーでの設定が可能

お問い合わせ

本件に関しましてご不明な点がございましたら、デジタルお客様センターまでお問い合わせください。



 

このページの情報は、2017年6月現在のものです。内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。なお最新情報については製品ページをご覧ください。