現在表示中のデータより前のデータ(「過去データ」と呼びます)を表示するための設定を行います。
過去データ表示
過去データ表示を行うかどうかを指定します。
チェックを入れると、[スイッチ設定]タブが表示されます。
19.13.1.10 ヒストリカルトレンドグラフ - スイッチ設定
カーソル表示
画面にカーソルを表示するかどうかを指定します。
[グラフ設定]で指定したサンプリンググループに対して、[時刻データを付加する]が設定されていないとエラーチェックのときに警告が表示されます。また、この状態でデータ転送してもカーソルは表示されません。
25.11.3.1 動作設定 / 時刻指定
カーソル情報格納アドレス
カーソル位置のグラフデータをアドレスに格納するかどうかを指定します。格納するデータは、設定したアドレスから日付 / 時刻分(4ワード)とグラフのチャンネル本数分のワード数を使用します。
アドレス設定
格納アドレス16ビット長
サンプリング設定のデータ長が16ビットの場合
サンプリング設定のデータ長が32ビットの場合、または[データ形式の混在]にチェックを入れた場合
格納アドレス32ビット長
サンプリング設定のデータ長が16ビットの場合
サンプリング設定のデータ長が32ビットの場合、または[データ形式の混在]にチェックを入れた場合
アドレス表示
カーソル位置のグラフデータを格納する最後尾のアドレスを表示します。
アイコンをクリックすると、使用されるアドレスの構成が表示されます。
共通設定[サンプリング設定]の[アドレス設定]タブで[データ形式の混在]にチェックを入れている場合、使用されるアドレスの構成は格納アドレス32ビット長と同じです。
ステータスアドレス
ステータスアドレスを設定するかどうかを指定します。設定した場合、過去表示モード移行中の動作状況やエラー情報が、指定したアドレスに格納されます。
エラーステータスは次のエラーコードを示します。
エラーコード
ビット 12 ~ 15 |
内容 |
詳細 |
---|---|---|
0 |
正常終了 |
処理が正常終了したとき |
1 |
予約 |
- |
2 |
予約 |
- |
3 |
予約 |
- |
4 |
外部ストレージなし |
バックアップデータのファイル(バイナリ形式)読み込み時に外部ストレージが挿入されていないか、CFカードカバーが開いているとき |
5 |
リードエラー |
外部ストレージからの読み出しに失敗したとき |
6 |
予約 |
- |
7 |
予約 |
- |
8 |
サンプリングデータなし |
サンプリングデータが1件も存在しないとき |
9 |
データ損失 |
バックアップデータのファイル(バイナリ形式)が削除されたとき |
[カーソル表示]が[ON]の場合のみ設定できます。