転送後のランタイムデータの保持

表示器のユーザー情報およびイーサネット設定 (ランタイムデータ) が画面編集ソフトウェアと一致しない場合、ランタイムデータを保持するか、転送時に上書きするかを選択できます。

また、イーサネットまたは USB での転送では、表示器のアラーム、ロギング、操作ログの設定が画面編集ソフトウェアと一致する場合にランタイムデータを保持するか、クリアするかを選択できます。

MEMO: この機能をサポートしている機種については、以下を参照してください。
対応機種/機能一覧

イーサネットまたは USB 転送を使用する場合

[ダウンロードマネージャー] ダイアログボックスに転送状況が表示され、各項目に対して保持するか、上書き (またはクリア) するかを選択します 。

セキュリティー:

ユーザー情報が画面編集ソフトウェアとランタイムで異なる場合に以下の項目を保持するか、上書きするかを選択できます。

[ユーザー管理]

データ値:

画面編集ソフトウェアとランタイムで以下のすべてが同じ場合に、対象のログデータを保持するか、クリアするかを選択できます。

 

[ロギングデータ]

[アラームログデータ]

[操作ログデータ]

MEMO: 操作ログを保持した場合、過去に記録したログが残ります。そのため、異なる内容のプロジェクトファイルを再転送すると、過去のログが再転送後の内容と一致しない場合があります。

例:

Switch1 にタッチしたログがある操作ログデータを保持した状態で、Switch1 が無いプロジェクトファイルを再転送する。

設定データ

イーサネット設定が画面編集ソフトウェアとランタイムで異なる場合に以下の項目を保持するか、上書きするかを選択できます。ST6000 シリーズまたは STM6000 シリーズを使用する場合、ローカルストレージを保持またはクリアするか選択できます。

[Ethernet1]

[Ethernet2]

[ローカルストレージ]

MEMO:

  • 項目を保持できない場合、[保持] はグレーアウトします。
  • すべてのランタイムデータを保持する場合は、[すべて保持] を選択してください。

ファイルシステム転送を使用する場合

イーサネットおよび USB 転送とは異なり、ファイルシステム転送では画面編集ソフトウェアでプロパティの一部を定義する必要があります。初期設定では、ファイルシステム転送操作を実行したときに、ランタイムデータが画面編集ソフトウェアと一致しなくてもランタイムデータは保持されます。ランタイムデータを上書きする場合は、以下の設定を変更します。

  1. プロジェクトエクスプローラーウィンドウの [システム設定] に移動し、[Target01] をクリックします。
  2. プロパティウィンドウで [詳細] タブ ➞ [設定] タブ ➞ [プリファレンス] ➞ [ファイルシステム転送時にランタイムデータを保持] で [ユーザー管理] (ユーザー情報) および [イーサネット設定] のチェックボックスのチェックを外します。
  3. ファイルシステムの転送操作を実行します。これで表示器は、転送中にランタイムデータを上書きするように設定されました。
  4. 次回ファイルシステム転送操作を実行したときに、ランタイムデータが画面編集ソフトウェアと一致しない場合はランタイムデータが上書きされます。

MEMO:

  • プロジェクトにユーザー管理とイーサネット設定を保持するよう設定しても、転送中にランタイムデータが保持されない場合があります。その場合、確認ダイアログのチェックボックスにチェックを入れることで、ランタイムデータの処理を確認できます。
  • 表示器で [ユーザー管理]、[イーサネット設定]、および [確認ダイアログ] の設定を編集できます。
  • イーサネットまたは USB ケーブルでプロジェクトの転送を実行し、ランタイムバージョンを 3.2 以降から 3.1 SP1B 以前に更新した場合、ユーザー情報は保持されます。ただし、ファイルシステム転送でプロジェクトの転送を実行し、ランタイムバージョンを 3.2 以降から 3.1 SP1B 以前に更新した場合、ユーザー情報は削除されます。
  • アラームデータ、ロギングデータ、操作ログは保持できません。