OPC/UA サーバーに接続

このセクションでは、表示器で OPC UA サーバー設定を指定する手順を説明します。

警告

装置の意図しない動作

アプリケーション設計者は、OPC UA クライアントに変数を公開する際には注意してください。どのクライアントからでもアクセスして変更できます。

上記の指示に従わないと、死亡、重傷、または物的損害を負う可能性があります。

MEMO:

  • OPC UA サーバー に対応している機種については、以下を参照してください。

    対応機種/機能

  • OPC UAサーバーは、[シミュレーション] および [デバイスシミュレーション] でも使用できます。

  1. プロジェクトエクスプローラーウィンドウの [システム設定] に移動し、[Target01] をクリックします。
  2. プロパティウィンドウで、[詳細] タブ ➞ [データアクセス] タブに移動し、[OPC UA サーバー] の設定をクリックします。
  3. [有効] を選択し、次のプロパティを設定します。

    プロパティ

    説明

    [転送プロトコル]

    転送プロトコルを選択します。

    [ポート番号]

    データ通信用ポート番号を設定します。

    [データフォーマット]

    データフォーマットを選択します。

    [セキュリティーポリシー]

    必要な [セキュリティーポリシー] を選択します。セキュリティーなしで OPC UA サーバーと通信するには [セキュリティーなし] を選択します。セキュリティーポリシーを設定すること推奨します。

    次のセキュリティーポリシーに対応しています。

    • セキュリティーなし
    • Aes256Sha256RsaPssSignAndEncrypt
    • Aes256Sha256RsaPssSign
    • Aes128Sha256RsaOaepSignAndEncrypt
    • Aes128Sha256RsaOaepSign
    • Basic256Sha256SignAndEncrypt
    • Basic256Sha256Sign
    • Basic256SignAndEncrypt
    • Basic256Sign
    • Basic128Rsa15SignAndEncrypt
    • Basic128Rsa15Sign

    [Aes128Sha256RsaOaepSign] など AES (Advanced Encryption Standard) をベースにしたより安全なセキュリティーポリシーの使用を推奨します。

    [信頼された証明書]

    [発行者証明書]

    以下から必要なオプションを選択し、[証明書数] および [CRL の数] を設定します。

    [信頼された証明書]: 自己署名証明書または検証が必要な CA 証明書用にはこのオプションを使用します。  

    [発行者証明書]: CA チェーンでの検証が必要な CA 証明書にはこのオプションを使用します。

    [証明書数] [証明書数] を設定し、[証明書ファイルパス] から証明書ファイルを選択します。[セキュリティーポリシー] でセキュリティーなしが選択されている場合は、[証明書数] を設定する必要はありません。

    MEMO:

    • 証明書ファイルの数は、最大 100 ファイルです。
    • [信頼された証明書] または [発行者証明書] の他の[証明書ファイルパス] で既に使用されているファイルは使用できません。ファイルの名前が異なっていても、コンテンツが他と同じである場合はファイルを使用することはできません。
    [CRL の数] [CRL の数] を設定し、[証明書ファイルパス] から CRL (Certificate Revocation List、証明書失効リスト) ファイルを選択します。

    MEMO:

    • CRL ファイルの数は、証明書のファイル数以下です。
    • [信頼された証明書] または [発行者証明書] の他の[証明書ファイルパス] で既に使用されているファイルは使用できません。ファイルの名前が異なっていても、コンテンツが他と同じである場合はファイルを使用することはできません。

    [セキュリティー設定]

    OPC UA のユーザーアクセスレベルによってユーザーを制限する場合は、[有効] を選択して、セキュリティーレベルを設定してください。ユーザーのアクセスレベルは次のとおりです。

    ユーザーアクセスレベル 説明
    [参照セキュリティーレベル] ユーザーはサーバーのプロパティと変数名を見ることができます。
    [読み込みセキュリティーレベル] ユーザーには参照レベルの権限と、変数値を見ることができます。
    [読み書きセキュリティーレベル] ユーザーは変数値の読み込み/書き込みができます。読み込みレベルの権限が含まれます。

    [ノード ID 名のフォーマット]

    OPC UA サーバーがネットワーク上の接続機器と共有する変数の命名形式を選択します。

    [標準]: (デフォルト) OPC UA の命名規則と一致する命名形式。

    [互換]: 画面編集ソフトウェア 3.3 Service Pack 1 以前と互換性のある命名形式。

    MEMO:

    • バインディングやスクリプトを使用して、このプロパティの値を動的に変更することはできません。

    変数名

    ノード ID 名のフォーマット

    [互換] バージョン 3.3 Service Pack 1 以前

    [標準] バージョン 3.4 以降

    Var1[0]

    Target01.Var1.Var1[0]

    Target01.Var1[0]

    Var1[1,1]

    Target01.Var1.Var1[1,1]

    Target01.Var1[1,1]

    Var2.BOOL1

    Target01.Var2.Var2.BOOL1

    Target01.Var2.BOOL1

    Folder1.Var1[0]

    Target01.Folder1.Var1.Folder1.Var1[0]

    Target01.Folder1.Var1[0]

    • [ノード ID 名のフォーマット] を変更すると、ネットワーク上の他の機器からの参照ができなくなる可能性があります。

    [保存先]

    [保存先フォルダー]

    OPC UA クライアントの事前登録に使用する OPC UA サーバー証明書のエクスポート先を設定します。

    [保存先]: エクスポート先として外部ストレージまたはローカルストレージを選択します。

    [保存先フォルダー]: エクスポート先のパスを最大 256 文字で指定します。パスには、以下の特殊文字を除き、1 バイト文字とマルチバイト文字の両方が使用できます。

    * ? " < > |

    MEMO: OPC UA サーバ証明書はハードウェア設定画面からエクスポートします。

    ハードウェア設定画面 で[OPC UA Server] を開き、[Certificate: Export Certificate] フィールドから [Export] ボタンをタッチします。

    OPC UA サーバー証明書が有効期限切れなどの理由で再生成が必要な場合は、[Regenerate Certificate] フィールドから [Generate and Reboot] ボタンをタッチします。証明書を再生成すると、以前にエクスポートした OPC UA サーバー証明書は無効になります。

  1. プロジェクトエクスプローラーウィンドウで [すべての変数] をクリックし、変数を作成します。

  1. [データ共有] から変数データを共有するのに必要なオプションを選択します。

    MEMO: OPC UAサーバーは、ローカル変数の値を画面上で共有することはできません。ローカル変数の値を共有したい場合は、[データ共有] に設定された内部変数へのバインディングソースとしてローカル変数の値を関連付けます。

有効なデータの種類

次のデータの種類が使用できます。データの種類の説明は OPC UA とは異なります。

データの種類 OPC UA のデータの種類

BOOL

Boolean
BYTE Byte
SINT SByte
INT Int16
DINT Int32
LINT Int64
UINT UInt16
UDINT UInt32
ULINT UInt64
REAL Float
LREAL Double
STRING*1 String
WSTRING String
TIME Int32

*1 文字列変数の [可変長] プロパティを有効にして使用した場合、変数には最大 512 バイト (UTF-8 エンコーディング) まで格納できます。

OPC UA サーバーの認証の詳細

Common Name

BLUE_OPCUA_Server@IP Address*1

Organization

Pro-face

Organization Unit

HMI

Locality

-

State

-

Country

JP

Domain Component

IP Address*1

URI

urn:IP Address*1:Pro-face:BLUE_OPCUA_Server

*1 Windows OS 上で OPC UA サーバーを使用すると、IP アドレスではなく Windows のコンピュータ名が表示されます。

MEMO: OPC UA サーバー認証が有効になると証明書は 5 年間有効で、証明書の認証日は表示器の日付と同じです。有効期限を更新する場合は、ハードウェア設定の OPC UA サーバーメニューから [Generate and Reboot] をタッチしてください。表示器の再起動後、新しい証明書ファイルが発行されます。

OPC 協議会認証の詳細

Category

Description

Profiles

Nano Embedded Device Server

Micro Embedded Device Server
Security Category SecurityPolicy-Aes128Sha256RsaOaep
SecurityPolicy-Aes256Sha256RsaPss
SecurityPolicy-Basic128Rsa15
SecurityPolicy-Basic256
SecurityPolicy-Basic256Sha256
SecurityPolicy-None
Server Category Base Server Behavior
Core Server
Embedded DataChange Subscription Server
Enhanced DataChange Subscription Server
Standard DataChange Subscription Server
User Token – User Name Password Server
Transport Category UA-TCP UA-SC UA Binary