USB バーコードリーダーに接続
USB バーコードリーダーを表示器に接続し読み取ったデータを変数やオブジェクトに入力することができます。
このセクションでは、USB バーコードリーダーの設定手順と使用方法について説明します。
使用できる USB バーコードリーダー
HID クラスの USB バーコードリーダーを使用できます。
USB バーコードリーダーは 1 台のみ接続できます。
英語キーボード 101 と日本語キーボード 106 に対応しています。
データ入力先
USB バーコードリーダーで読み取ったデータの保存先を選択します。
USB バーコードリーダーの [保存先] プロパティで保存先を選択します。
| 設定先 |
コメント |
| オブジェクト |
USB バーコードリーダーを使用しデータを以下のオブジェクトに入力することができます。
- キーパッドを表示できるオブジェクト
- ウェブブラウザー部品
|
| 変数 |
内部の STRING 変数にデータを入力できます。 |
データ入力先がオブジェクトの場合
設定
- プロジェクトエクスプローラーウィンドウの [システム設定] に移動し、[アクセサリ] をクリックします。
- ツールバーの [USB バーコードリーダー]をクリックします。
- プロパティウィンドウで [保存先] プロパティから [オブジェクト] を選択します。
- [キーコード] プロパティでキーボードレイアウトを選択します。
オブジェクトの [キーパッドを使用する] プロパティを無効にすると入力中にキーパッドを表示しないようにできます。[キーパッドを使用する] プロパティを参照することで、操作中にキーパッドを表示したり非表示にする機能を設定することができます。
USB バーコードリーダーでデータを入力
- USB バーコードリーダーでデータを読み取る前に、オブジェクトにタッチして入力状態に変更するとデータの入力先として動作します。
入力状態になる前にデータが読み取られると、データはどこにも入力されません。
- USB バーコードリーダーでデータを読み取ります。
データの読み出しは制御文字 ('CR' または 'CR'+'LF') が読み取られるまで完了しません。読み取られたデータは直ちにオブジェクトに入力されます。
入力できない文字がある場合、その文字はスキップされます。
オブジェクトの入力範囲を超えるデータが読み取られた場合、なにも入力されません。その場合、ブザーが鳴りオブジェクトの色が変わります。
キーパッドで文字を入力した後に USB バーコードリーダーでデータを読み取った場合は、キーパッドに表示されている文字に続いてデータが入力されます。
- データ入力が完了すると、オブジェクトの入力状態が解除されます。キーパッドが表示されている状態でデータ入力が完了すると、キーパッドは自動的に閉じます。
データ入力先が変数の場合
設定
- プロジェクトエクスプローラーウィンドウの [システム設定] に移動し、[アクセサリ] をクリックします。
- ツールバーの [USB バーコードリーダー]をクリックします。
- プロパティウィンドウの [保存先] プロパティで [変数] を選択します。
- [読み取り文字列] プロパティに入力データの保存先として内部の STRING 変数を設定します。
[読み取り文字列] プロパティに外部変数は設定できません。
- 文字数をカウントしたい場合は、内部の整数変数を [読み取り文字列 (バイト数)] に設定します。
[読み取り文字列 (バイト数)] プロパティに外部変数は設定できません。
- [キーコード] プロパティでキーボードレイアウトを選択します。
USB バーコードリーダーでデータを入力
- USB バーコードリーダーでデータを読み取ります。
データの読み出しは制御文字 ('CR' または 'CR'+'LF') が読み取られるまで完了しません。
- 読み取ったデータは [読み取り文字列] プロパティに設定された STRING 変数に入力されます。また、読み取ったデータの文字数は [読み取り文字列 (バイト数)] に設定された整数変数に格納されます。
- データ入力が完了すると、次のソースプロパティの値がオンになります。
(表示器名).Preferences.InputCompletedFromUSBBarcodeReader’
ソースプロパティの値がオンになった後、次の入力完了を確認できるようにオフに切り替えてください。このプロパティの値は自動でオフに切り替わりません。
読み取ったデータの文字数が [読み取り文字列] に設定された STRING 変数に格納できる文字数を超えた場合、格納しきれない文字は切り捨てられます。
| 読み取りデータ |
STRING 変数に入力できる文字数 |
[読み取り文字列 (バイト数)] 整数変数の値*1 |
STRING 変数に入力された文字列 |
コメント |
| ABC |
5 |
3 |
ABC |
|
| ABCDEFG |
5 |
7 |
ABCDE |
最大文字数を超える部分は入力されません。 |
| AB(0x00)CDEF |
6 |
6 |
ABCDEF |
'NULL(0x00)' は入力されません。'NULL(0x00)' はサポートされていません。 |
*1 バーコードリーダーの設定時に、読み取りバイト数は変数で指定します。
対応文字
USB バーコードリーダーでデータを読み取る場合、以下の文字に対応しています。
対応していない文字が読み取られたデータに存在する場合、入力されません。
- 英数字
- スペース (空白)
- 特殊文字
| 特殊文字 |
! |
) |
; |
] |
" |
* |
< |
^ |
# |
+ |
= |
_ |
$ |
, |
> |
` (アクサングラーブ) |
% |
- |
? |
{ |
& |
. |
@ |
| |
‘ (アポストロフィ) |
/ |
[ |
} |
( |
: |
\ |
~ |
- 制御文字
USB バーコードリーダー使用の注意点
SP5000 シリーズオープンボックス (Windows 10 IoT Enterprise モデル)、IPC シリーズ、または PC/AT を使用する場合
- データ入力先が変数に設定されている場合、USB バーコードリーダーでデータを読み取る前に、システムキーボードの IME を無効に設定してください。IME が有効の場合、データ入力が完了できません。
- データ入力先がオブジェクトに設定されている場合、USB バーコードリーダーでタブ制御文字を読み取らないでください。タブ制御文字を読み取ると、データ入力を完了できません。タブ制御文字を誤って読み取ってしまった場合は、オブジェクトをタッチしてください。データが入力される前の状態に戻ります。
- USB バーコードリーダーが設定されていなくても、オブジェクトが入力状態にあるときに USB バーコードリーダーでデータが読み取られると、そのデータはオブジェクトに入力されます。