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エラーコード「RHAA067/068/069」の通信エラーが出たときの対処方法は?(PLCが三菱電機株式会社QnUシリーズイーサネット機種の場合)

お使いのPLC機器の接続構成(CPUユニットの製品型式、通信インターフェイス、通信方式)をご確認いただき、以下に示す対応表からお使いの構成に応じた対処方法を参照してください。
[表示されているエラー]
・RHAA067:(PLC*):通信開始要求に応答がありません。
・RHAA068:(PLC*):読出し要求に応答がありません。
・RHAA069:(PLC*):書込み要求に応答がありません。
●対応表
※それぞれの「通信方式」欄をクリックしていただくと、お使いの構成に応じた対処方法へ移動します。
シリーズCPUリンク I/F通信方式
MELSEC Q
シリーズ
Q03UDECPU
Q04UDEHCPU
Q06UDEHCPU
Q10UDEHCPU
Q13UDEHCPU
Q20UDEHCPU
Q26UDEHCPU
CPU ユニット上のイーサ
ネットコネクタ
イーサネット(UDP)
イーサネット(TCP)
Q03UDCPU
Q04UDHCPU
Q06UDHCPU
Q10UDHCPU
Q13UDHCPU
Q20UDHCPU
Q26UDHCPU
イーサネット内蔵ユニ
バーサルモデル QCPU 上
のイーサネットコネクタ
※1
イーサネット(UDP)
イーサネット(TCP)
Q02CPU
Q02HCPU
Q06HCPU
Q12HCPU
Q25HCPU
イーサネット内蔵ユニ
バーサルモデル QCPU 上
のイーサネットコネクタ
※2
イーサネット(UDP)
イーサネット(TCP)
Q172DCPU
Q173DCPU
イーサネット内蔵ユニ
バーサルモデル QCPU 上
のイーサネットコネクタ
※3
イーサネット(UDP)
イーサネット(TCP)
通信方式が「UDP」の場合の対処方法
以下の2項目についての確認を行います。
【表示器側と接続機器側のIPアドレス、ポート番号に誤りがないかどうか確認する】
【ネットワーク環境が正常かどうか確認する】
【表示器側と接続機器側のIPアドレス、ポート番号に誤りがないかどうか確認する】
1.表示器側のIPアドレス、ポート番号の確認方法
(1)表示器側のIPアドレスは表示器本体でしか確認できません。
表示器をオフラインに切り替え、「本体設定」→「イーサネット設定」を選択し表示器のIPアドレスを確認します。
※ここでの「ポート」は接続機器との通信用ポートではなく、上位PCとイーサネットでやり取りするためのポート番号になりますので、初期値の8000のままにします。
(2)次に、接続機器との通信を行う際の表示器側のポート番号を確認します。
表示器本体で確認をする場合、表示器をオフラインに切り替え、「周辺設定設定」→「接続機器設定」を選択します。
接続している通信ドライバが表示されますので選択し、表示器側のポート番号を確認します。
<重要>
クロスケーブルで直接接続(1:1 接続)する場合は [ タイムアウト ] を 6(sec)以上に設定する必要があります。
n:1 または n:m 接続する場合は [ タイムアウト ] を 3(sec)以上 、[ リトライ ] を 2回以上に設定する必要があります。
接続機器の初期化処理が完了する前に表示器から通信を行った場合、表示器に通信エラーが発生する可能性があります。
その場合は [ タイムアウト ] でタイムアウト時間を調整してください。
特にマルチ CPU システムでモーション CPU を使用する場合は [ タイムアウト ] を10(sec)以上に調整してください。
(3)上部「機器設定」を選択し、接続機器側のIPアドレス、ポート番号を確認します。
※作画ソフト(GP-ProEX)で確認を行う場合、GP-ProEXを起動し「システム設定ウインドウ」→「接続機器設定」を選択し、表示器側のポート番号及び接続機器側のIPアドレス、ポート番号を確認します。
<重要>
クロスケーブルで直接接続(1:1 接続)する場合は [ タイムアウト ] を 6(sec)以上に設定する必要があります。
n:1 または n:m 接続する場合は [ タイムアウト ] を 3(sec)以上 、[ リトライ ] を 2回以上に設定する必要があります。
接続機器の初期化処理が完了する前に表示器から通信を行った場合、表示器に通信エラーが発生する可能性があります。
その場合は [ タイムアウト ] でタイムアウト時間を調整してください。
特にマルチ CPU システムでモーション CPU を使用する場合は [ タイムアウト ] を10(sec)以上に調整してください。
2.接続機器側のIPアドレスの確認方法
(1)表示器側に設定されていた接続機器のIPアドレス、ポート番号と差異が無いかどうか、接続機器のラダーソフトで確認します。
ラダーソフト(GX-Developer)を起動し、ツリービューの「パラメータ」→「PCパラメータ」を選択します。
(2)「Qパラメータ設定」→「内臓EtherNetポート設定」タブを選択し、接続機器側のIPアドレスを確認します。
(3) 「オープン設定」を選択し、「内臓Ethernetポートオープン設定」を表示し設定を確認します。
【ネットワーク環境が正常かどうか確認する】
PINGコマンドを用いてネットワーク環境が正常がどうか確認します。
PCと表示器、接続機器をLANケーブルで直接繋ぎ、PC側のIPアドレスをネットワーク環境に合わせます。
windowsのスタートメニューから「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」を選択します。
まず「ipconfig」とコマンド入力しPC側のIPアドレスがネットワーク環境に合っているかどうかを確認し、次に「ping ***.***.***.***(表示器及び接続機器のIPアドレス)」とコマンド入力し、相手からの応答があるかどうか確認します。(正常に応答がある場合は「Reply from ***.***.***.***(IPアドレス)」と表示されます)
通信方式が「TCP」の場合の対処方法
以下の2項目についての確認を行います。
【表示器側と接続機器側のIPアドレス、ポート番号に誤りがないかどうか確認】
【ネットワーク環境が正常かどうか確認】
【表示器側と接続機器側のIPアドレス、ポート番号に誤りがないかどうか確認する】
1.表示器側のIPアドレス、ポート番号の確認方法
(1)表示器側のIPアドレスは表示器本体でしか確認できません。
表示器をオフラインに切り替え、「本体設定」→「イーサネット設定」を選択し、表示器のIPアドレスを確認します。
※ここでの「ポート」は接続機器との通信用ポートではなく、上位PCとイーサネットでやり取りするためのポート番号になりますので、初期値の8000のままにします。
(2)次に、接続機器との通信を行う際の表示器側のポート番号を確認します。
表示器本体で確認をする場合、表示器をオフラインに切り替え、「周辺設定設定」→「接続機器設定」を選択します。
接続している通信ドライバが表示されますので選択し、表示器側のポート番号を確認します。
<重要>
クロスケーブルで直接接続(1:1 接続)する場合は [ タイムアウト ] を 6(sec)以上に設定する必要があります。
n:1 または n:m 接続する場合は [ タイムアウト ] を 3(sec)以上 、[ リトライ ] を 2回以上に設定する必要があります。
接続機器の初期化処理が完了する前に表示器から通信を行った場合、表示器に通信エラーが発生する可能性があります。
その場合は [ タイムアウト ] でタイムアウト時間を調整してください。
特にマルチ CPU システムでモーション CPU を使用する場合は [ タイムアウト ] を10(sec)以上に調整してください。
(3)上部「機器設定」を選択し、接続機器側のIPアドレス、ポート番号を確認します。
※作画ソフト(GP-ProEX)で確認を行う場合、GP-ProEXを起動し「システム設定ウインドウ」→「接続機器設定」を選択し、表示器側のポート番号及び接続機器側のIPアドレス、ポート番号を確認します。
<重要>
クロスケーブルで直接接続(1:1 接続)する場合は [ タイムアウト ] を 6(sec)以上に設定する必要があります。
n:1 または n:m 接続する場合は [ タイムアウト ] を 3(sec)以上 、[ リトライ ] を 2回以上に設定する必要があります。
接続機器の初期化処理が完了する前に表示器から通信を行った場合、表示器に通信エラーが発生する可能性があります。
その場合は [ タイムアウト ] でタイムアウト時間を調整してください。
特にマルチ CPU システムでモーション CPU を使用する場合は [ タイムアウト ] を10(sec)以上に調整してください。
2.接続機器側のIPアドレスの確認方法
(1)表示器側に設定されていた接続機器のIPアドレス、ポート番号と差異が無いかどうか、接続機器のラダーソフトで確認します。ラダーソフト(GX-Developer)を起動し、「パラメータ」→「PCパラメータ」を選択します。
(2)「Qパラメータ設定」の「内臓EtherNetポート設定」タブを選択し、接続機器側のIPアドレスを確認します。
(3)「オープン設定」を選択し、「内臓Ethernetポートオープン設定」を表示し設定を確認します。
【ネットワーク環境が正常かどうか確認する】
PINGコマンドを用いてネットワーク環境が正常がどうか確認します。
PCと表示器、接続機器をLANケーブルで直接繋ぎ、PC側のIPアドレスをネットワーク環境に合わせます。
windowsのスタートメニューから「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」を選択します。
まず「ipconfig」とコマンド入力しPC側のIPアドレスがネットワーク環境に合っているかどうかを確認し、次に「ping ***.***.***.***(表示器及び接続機器のIPアドレス)」とコマンド入力し、相手からの応答があるかどうか確認します。(正常に応答がある場合は「Reply from ***.***.***.***(IPアドレス)」と表示されます)
補足事項
※1 ユニバーサルモデル QCPU (Q03UDCPU、Q04UDHCPU、Q06UDHCPU、Q10UDHCPU、Q13UDHCPU、Q20UDHCPU、Q26UDHCPU) は表示器と直接接続することができないため、マルチCPUシステムで使用してください。
※2 ハイパフォーマンス QCPU (Q02CPU、Q02HCPU、Q06HCPU、Q12HCPU、Q25HCPU) は表示器と直接接続することができないため、マルチCPUシステムで使用してください。
※3 モーションCPU(Q172DCPU、Q173DCPU)は表示器と直接接続することができないため、マルチCPUシステムで使用してください。

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