{"searchBar":{"inputPlaceholder":"キーワードを入力して「検索」ボタンをクリック","searchBtn":"検索","error":"キーワードを入力してください。"}}
{}
{}
FAQを参照する

パスワードが入力されないと画面が切り替わらないようにしたい

画面切替時にパスワードの入力を要求する画面を表示する作業手順を下記に記載していますので、参照してください。
※お使いいただいているGP-ProEXのバージョンによって作業方法が異なります。該当するバージョンの設定方法を参照してください。
(1)バージョンが2.20 以上の場合
「セキュリティ」機能で設定します。
▼作業手順
① GP-Pro EXのメニュバーで[共通設定]→[セキュリティ設定]→[パスワード設定]と進む。
GP-ProEX V2.7以下とV3.0以上でがイメージが変わっています。
GP-ProEX V3.0以上
text
GP-ProEX V2.7以下
text
②「パスワード」タブ画面で「セキュリティ機能を使用する」にチェックを入れ、画面右下の[拡張設定]をクリックします。
text
③「拡張設定」画面の「画面切替え時の動作」で「レベルUP時にパスワードを入力する」を選択します。
セキュリティレベルクリアのレベルクリアにチェックを入れて 自動クリア時間を入力して下さい。
セキュリティレベルクリア設定を行うことで、パスワードで画面切り替えを行った後(例 自動クリア時間5min)5秒を経過
したらレベルがクリアになり、画面切り替え時にパスワードを聞いてきます。
自動クリア時間内に画面切り替えした場合は、パスワードは聞いてきません。
text
(2)バージョンが2.20 未満の場合
グローバルDスクリプトを使ったスクリプト作成が必要となります。
text Dスクリプト/グローバルDスクリプトの説明と設定画面の表示方法
▼作業手順
現在のセキュリティレベルを格納しているアドレス(LS9301)をクリアするためにアドレス(LS9300の0ビット目)をONにするグローバルDスクリプトを設定します。

textセキュリティ機能LS9300~9302の説明
以下の例では1秒おきにセキュリティレベルをクリアしています。
例1)PLCなどの外部機器と通信している場合
text
【Dスクリプトの解説】
if ([w:[#INTERNAL]LS9301]<>0 ) もしLS9301が0でない場合 (W はワードの意味)

set ([b:[#INTERNAL]LS930000])               LS930000をONにする (bはビットの意味)

endif
if ( ( [w:[#INTERNAL]LS9301]==0 )and ( [b:[#INTERNAL]LS930000]==1))
もしワードアドレスのLS9301が0 とビットアドレスLS930000がONの場合

clear([b:[INTERNAL]LS930000]) 930000をOFFにする。

]

という意味になります。

画面切替えにてパスワードを入力します。たとえばレベルが2以上で画面切り替えになる設定を行っていると。
LS9301に2の数値が入ります。
Dスクリプトは1秒ごとに起動します。( 上記の設定画面の【起動条件】:タイマ 【タイマ設定】:1秒)
LS9301には2が入っているので(0ではない)LS930000がONになります。
(LS930000がONするとセキュリティレベルのクリアが行われ、LS9301に格納されている現在のセキュリティレベルが0になります。)
この時点でLS9301は2から0になります。
セキュリティレベルのクリア完了後、LS9300のビット0をOFFにしなければならないので2つ目のif end文で実行します。
LS9301が0とLS930000がONの条件で LS930000をOFFします。
例2)メモリリンク通信の場合
text
メモリリンクの場合システムエリアと呼び 9300~9302となります。
補足事項

リファレンスマニュアルに詳細情報が掲載されています。以下をご参照ください。
textGP-ProEXリファレンスマニュアル パスワード設定

【セキュリティ機能LS9300~LS9302の説明
LSエリアとは:ダイレクトアクセス方式で通信する表示器内部にはLSエリアが確保されています。
この領域は、接続機器(PLCなど)のアドレスなしに表示器内部だけで一時的な制御処理や(例「スイッチのインターロック設定」)、
表示器内部で演算した値を一時的に格納するのに適しています。
その中でLS9000エリアがありLS9300~9302はセキュリティ機能LSエリアになります。

textLS9000エリア
セキュリティ機能LS9300~LS9302エリア
LS9300のビット0をOFF→ONするとセキュリティレベルのクリアが行われ、LS9301に格納されている現在のセキュリティレベルが0になります。
セキュリティレベルのクリア完了後、LS9300のビット0をOFFに戻してください。(LS9301は読み込み専用です)
text
LS93001、LS9302は読み込み専用です。
LS9301は、現在のセキュリティレベルを表示します。 (0~15 16段階)
LS9302にはパスワードの要求があった場合にセキュリティレベルが格納され、パスワードの入力が終わると0に戻ります。

注意:メモリーリンクの場合プログラムでは[#MEMLINK]9300と表示されます。呼び名はシステムエリア9300と呼びます。
バージョンが2.20 未満の作業手順に戻る
【Dスクリプト/グローバルDスクリプトの説明と設定画面の表示方法 】
【Dスクリプトの説明】
Dスクリプトはお客様自身でプログラムできる簡易言語です。この機能を使うと、表示器内部で演算を行ったり、未対応の周辺機器と通信させたりできます。
1) スクリプトはベース画面に対して設定します。そのベース画面を表示中に条件をみてプログラムを実行します。
2) グローバルDスクリプトは表示画面に関係なく表示器が運転中、条件をみてプログラムを実行します。
3) 拡張スクリプトは、より高度な通信プログラムを作成するために使用します
【Dスクリプトの設定画面の表示方法】
画面の表示方法はGP- ProEXのメニューバから [部品(P)]→[Dスクリプト] と進む
GP-ProEX V2.7の画面イメージ GP‐ProEX V3.0の画面イメージ
text
以下のDスクリプト一覧が表示されます。
作成をクリックします。
text
以下のD スクリプト画面が表示されます。
text
【グローバルDスクリプトの設定画面の表示方法】
画面の表示方法はGP- ProEXのメニューバから [共通設定(R)]→[Dスクリプト] と進む
GP-ProEX V2.7の画面イメージ GP‐ProEX V3.0の画面イメージ
text
以下のDスクリプト一覧が表示されます。
作成をクリックします。
text
以下のD スクリプト画面が表示されます。
text
バージョンが2.20 未満の作業手順に戻る

このFAQはお役に立ちましたか?