本書では、以下のように記載しています。
本書内での表記 |
機種 |
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GP-4114T / GP-4115T / GP-4116T (以降GP-411*Tと称します。) GP-4115T3 (以降GP-411*T3と称します。) |
GP-4100シリーズ(カラーモデル)には以下の特徴があります。
表示器とパソコンが転送用のUSBケーブル(TypeA miniB)で接続されており、表示器に接続機器、LANケーブルまたは外部ストレージなどの外部機器を接続していない場合、表示器の電源ケーブルから給電していなくてもプロジェクトファイルの転送ができます。ただし、以下の制限があるため表示器の運転中は必ず電源ケーブルから給電してください。
プロジェクトデータの転送以外の機能は動作保証できません。
表示器の輝度設定に関わらず、画面表示が暗くなる場合があります。電源ケーブルから給電すると設定どおりの輝度で表示されます。
GP-4100シリーズ以外の機種からGP-4100シリーズへ機種変更した場合、またGP-4100シリーズからGP-4100シリーズ以外の機種へ機種変更した場合の動作については、以下を参照してください。
5.6.1 機種変更の制限事項
2点押しに対応していません。タッチパネル上の2点を同時にタッチした場合、その2点の中間に位置する座標がタッチされたものと認識されますのでご注意ください。
GP-411*T3にはバックアップメモリとしてNVRAMが搭載されています。本書内の「SRAM」という記述を「NVRAM」に読み替えてください。メモリに保存できるバックアップデータの種類と、保存時の優先順位については以下を参照してください。
2.3 表示器の内部データのしくみ
GP-411*Tにはバックアップメモリはありませんが、内部メモリの一部をバックアップ領域として使用します。この領域を本書では便宜上「仮想バックアップメモリ」と呼びます。 仮想バックアップメモリのデータは、バックアップメモリ(SRAM)と同様に表示器の電源OFFや本体リセット後も保持されます。仮想バックアップメモリの使用量は、[プロジェクト]メニューの[プロパティ]-[プロジェクト情報]で[SRAM情報]を選択すると確認できます。
GP-4100シリーズ(カラーモデル)は、電源を切ったり再起動をおこなうと、表示器内の時計データが初期値に戻ります。時計データを正しく保つには、接続機器から時刻データを取得する時刻更新設定を使うか、表示器にRTCバッテリーセット(オプション品)を装着してください。
RTCバッテリーセットの取り付け手順や注意点については、ご使用の表示器のハードウェアマニュアルでご確認ください。
時刻更新設定については、以下を参照してください。
5.5.2 共通設定 - 時刻更新設定
USB接続のプリンタ、バーコードリーダ、2次元バーコードリーダが使用できます。
GP-4100シリーズ(カラーモデル)で使用できない部品と機能は以下のとおりです。
部品
動画表示器
画像ユニット表示器
RPAウィンドウ表示器
システム設定
ビデオ/動画設定
I/Oドライバ設定
画像ユニット設定
E-mail設定
共通設定
操作ログ設定 (GP-411*Tのみ)
サウンド設定
バックライト2色切替設定
動画設定
画像ユニットウィンドウ設定
グローバルファンクション設定
その他
ラダ―モニタ
RPA
WinGP
プロジェクトコンバータ
AUX出力
GP-4100シリーズ(カラーモデル)では、以下の部品や機能の一部に制限や機種による違いがあります。
部品 / 機能 |
特記事項 / 制限 |
スイッチランプ |
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図形表示器 |
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Dスクリプト 共通設定[グローバルDスクリプト] 共通設定[拡張スクリプト] |
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共通設定[アラーム設定] |
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共通設定[サンプリング設定] |
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共通設定[レシピ設定] |
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共通設定[起動画面設定] |
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システム設定[本体設定] |
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