動作モード
指定時刻にどのような動作を行うかを指定します。
[ビットセット]、[ビットリセット]、[ワードセット8]、[ワードセット16]、[ワードセット32]から選択します。
ビットセット
開始時刻になると指定ビットがONし、終了時刻になるとビットがOFFします。
動作例
開始時刻 : 09:00:00
終了時刻 : 17:00:00
ビットリセット
開始時刻になると指定ビットがOFFし、終了時刻になるとビットがONします。
動作例
開始時刻 : 09:00:00
終了時刻 : 17:00:00
ワードセット8 / ワードセット16 / ワードセット32
開始時刻になると指定ワードアドレスに[開始書込値]を書き込み、終了時刻になると[終了書込値]を書き込みます。
動作例
デバイスアドレス : D0100
開始書込値 : 10
終了書込値 : 0
開始時刻 : 09:00:00
終了時刻 : 17:00:00
動作アドレス
動作モードに従って操作するアドレスを指定します。
電源投入時の開始/終了動作
電源投入時の動作について指定します。
有効の場合
電源投入時刻がスケジュール範囲内であれば開始動作を行い、スケジュール範囲外であれば終了動作を行います。
スケジュール範囲内の場合
スケジュール範囲外の場合
無効の場合
電源投入時にスケジュールの開始時刻が既に過ぎていると開始動作を行いませんが、終了時刻になれば終了動作を行います。
また、終了動作を設定していない場合はスケジュール範囲を認識できないため動作しません。
ワード書込値設定
動作モードで[ワードセット8]、[ワードセット16]、[ワードセット32]を選択した場合のみ設定します。
定数/アドレス
[開始書込値]と[終了書込値]を設定する方法を選択します。
定数
固定の値を書き込んで指定します。
アドレス
値が格納されているアドレスを指定します。格納する値を変更することで[開始書込値]、[終了書込値]を変更できます。
符号 +/-
[定数]を選択した場合、負の値を扱うかどうかを指定します。
Dec/BCD/Hex
[定数]を選択した場合、[開始書込値]と[終了書込値]のデータ形式を選択します。
開始書込値
[定数]の場合
開始時刻に[動作アドレス]へ書き込む値を指定します。
[アドレス]の場合
開始時刻に[動作アドレス]へ書き込む値を格納するアドレスを指定します。
終了書込値
[定数]の場合
終了時刻に[動作アドレス]へ書き込む値を指定します。
[アドレス]の場合
終了時刻に[動作アドレス]へ書き込む値を格納するアドレスを指定します。
[時刻設定]タブの[終了動作有]が選択されている場合に設定できます。
動作禁止ビット
スケジュール動作を禁止するかどうかを指定します。動作開始時刻にここで指定した[動作禁止ビット]がONであれば、スケジュールは動作しません。
ビットアドレス
動作禁止ビットのアドレスを指定します。
[開始書込値]と[終了書込値]の設定範囲は、指定したデータ形式と符号+/-により異なります。
タイムスケジュールは登録したスケジュール番号の若い順に処理されます。
動作モード |
データ形式 |
符号+/- |
設定範囲 |
ワードセット8 |
Dec |
無 |
0~255 |
有 |
-128~127 |
||
BCD |
- |
0~99 |
|
Hex |
- |
0~FF |
|
ワードセット16 |
Dec |
無 |
0~65535 |
有 |
-32768~32767 |
||
BCD |
- |
0~9999 |
|
Hex |
- |
0~FFFF |
|
ワードセット32 |
Dec |
無 |
0~4294967295 |
有 |
-2147483648~2147483647 |
||
BCD |
- |
0~99999999 |
|
Hex |
- |
0~FFFFFFFF |