同一画面で2つ以上の図形表示器を移動表示で動作させる場合は、移動表示が重ならないようにしてください。移動表示が重なると、正常に表示できないことがあります。
[画面の種類]で[ベース画面]、[イメージ]、[イメージCF](または[イメージSD])を選択した場合
画面の絵を移動表示する場所に、すでに別の図形が描画されている場合、呼び出した画面と図形が重なった部分は、XOR表示します。
表示する画面には、線種の3ドット幅から9ドット幅を使用した図形は表示できません。
表示器の設置方法を[縦型]に設定し、かつ移動表示を使用する場合、[移動設定]の[エリア移動]で表示される座標の原点は異なります。
[エリア移動]に設定する座標は、表示器側の座標原点にあわせてください。
GP-4100シリーズ以外 : 画面左下が(0,0)
GP-4100シリーズ : 画面右上が(0,0)
詳細は以下を参照してください。
3.9.1 画面表示の制限事項
[画面の種類]で[マーク]を選択した場合
下図の太線枠内を超える範囲で作成したマークを移動表示する場合は、図形表示器の[表示設定]タブで[表示サイズ]の[標準48*48]を選択してください。(太線枠外の表示が残る場合があります)
図形表示器で表示したマーク画面が他の部品の表示エリアと重なると、正常に表示されない場合があります。また、複数の図形表示器で設定した表示位置の重なりも、表示が乱れる原因となります。
1つの図形表示器で同時に2箇所以上のマークを表示させることはできません。
表示位置のデータ[コントロールワードアドレス]が0の時にはマークは表示されません。
設定した表示位置の間隔が狭く、マークの表示エリアどうしが重なり合ってしまうと、マークの表示が乱れます。表示位置の設定は、マークの表示エリアを考慮して、十分な間隔を取ってください。
[画面指定]が[アドレス]でサイズの異なるマークを呼び出す場合、前に呼び出したマークより、後で呼び出すマークのほうが小さい場合に前のマークが画面上に残ることがありますのでご注意ください。
[移動表示]で[画面の種類]を[マーク]で設定する図形表示器は1画面に30個まで配置できます。また、1つの図形表示器で設定できる表示位置数は99ポジションになり、1画面における表示位置数の総和は、512ポジション以内になるようにしてください。