42.12.1 設定手順 - システム変数を使って表示器のIPアドレスを変更したい

システム変数を使用して表示器が運転中の状態からIPアドレス、サブネットマスク、およびデフォルトゲートウェイを変更できます。IPアドレスの変更が成功すると、表示器は自動的に再起動します。

システム変数名称

内容

読み込み

書き込み

#H_LAN*_CurrentIPAddr

LAN*のIPアドレスの現在値

 

#H_LAN*_CurrentSubnetMask

LAN*のサブネットマスクの現在値

 

#H_LAN*_CurrentDefaultGateway

LAN*のデフォルトゲートウェイの現在値

 

#H_LAN*_SetIPAddr

LAN*のIPアドレスの変更値

#H_LAN*_SetSubnetMask

LAN*のサブネットマスクの変更値

#H_LAN*_SetDefaultGateway

LAN*のデフォルトゲートウェイの変更値

#H_LAN_AddrControl

IPアドレス変更のコントロール

#H_LAN_AddrStatus

IPアドレス変更のステータス

 

#H_LAN*_CurrentIPAddr / #H_LAN*_CurrentSubnetMask / #H_LAN*_CurrentDefaultGateway

*には1または2が入ります。(1: LAN1、2: LAN2)

表示器のLANに設定されているIPアドレス、サブネットマスク、またはデフォルトゲートウェイの値が格納されます。

システム変数に格納される値は、IPアドレス、サブネットマスク、またはデフォルトゲートウェイを構成する4つの数字をそれぞれ16進数に変換して、順番に連結した形式です。

例: 192.168.1.100の場合

IPアドレス

16進数に変換した値

192

C0

168

A8

1

01

100

64

連結した値: C0A80164

#H_LAN*_SetIPAddr / #H_LAN*_SetSubnetMask / #H_LAN*_SetDefaultGateway

*には1または2が入ります。(1: LAN1、2: LAN2)

変更したいIPアドレス、サブネットマスク、またはデフォルトゲートウェイの値を格納します。

システム変数に格納する値の形式は、#H_LAN*_Current*****と同じです。

#H_LAN_AddrControl

IPアドレスの変更を実行します。

値(Dec)

内容

1

LAN1のIPアドレス変更を実行します。

2

LAN2のIPアドレス変更を実行します。

#H_LAN_AddrStatus

IPアドレスの変更に失敗すると、以下のエラーコードが格納されます。

値(Dec)

エラー内容

-1

表示器のSystem Settingsでイーサネットが無効に設定されています。*1

-2

使用している表示器がIPアドレスの変更に対応していません。

-3

システム変数の設定値が不正です。

-20

指定したIPアドレスが他と重複しています。*2

-40

表示器のDHCP設定が有効のままです。

*1このエラーは、表示器のSystem Settingsでイーサネット設定が可能な機種でのみ表示されます。

*2以下の機種ではIPアドレスの重複を検出できないため、エラーを表示できません。
o SP5000シリーズパワーボックス、スタンダードボックス、エクストリームボックス
o ST6000シリーズ
o ET6000シリーズ

IPアドレスの変更方法

  1. #H_LAN*_Set*****に変更したいIPアドレスの値を格納します。

  2. #H_LAN_AddrControlに1または2を格納します。(1: LAN1、2: LAN2)

    IPアドレスの変更が成功すると、表示器は自動的に再起動します。

    再起動後、#H_LAN*_Current*****に変更後の値が格納されます。#H_LAN*_Set*****の値は0になります。

    #H_LAN_AddrControlの値はクリアされます。

    IPアドレスの変更に失敗した場合は、表示器は再起動せず、#H_LAN_AddrStatusにエラーコードが格納されます。